■インクカップシステムについて
従来からのインキトレー方式では段取り交換の煩雑さや、段取り交換後の位置精度の狂いが問題でした。KENT社のインクカップシステムは、マグネットの磁力により版へ固定させ、0.25mmのシンプレートとあいまって誰でも容易に段取りの交換が行えるようになりました。また、磁力のみの吸着で外的な力(エアーシリンダーやバネ)を用いず密着するので、版に余分なストレスを与えません。印刷動作中はインクカップが自転し偏磨耗も抑えます。
ラインアップ | G-TCIC(グリーンカップ) | CMIC | TCIC |
---|---|---|---|
サイズ | φ90、125、165 | φ90、130 | φ90、125、165 |
特徴 |
インクカップシステムの利便性をさらに高めるグリーンカップシステム インクカップ本体にインナーカップを装着し、その中にインクを入れます。印刷作業終了後は、インナーカップごとインクを廃棄でき、清掃作業を格段にスピードアップします。刃先リングは従来のTCICで好評なタングステンリングを採用し、高耐久・精細印刷が可能です。
|
多くの印刷現場で活躍するロングセラーモデル。標準的なパッド印刷から工業製品まで幅広く対応。 |
刃先の摩耗を抑えたタングステンの採用と、CMICに比べ、より鋭利な刃先形状が一層シャープな印刷をもたらします。顔料の粒子が大きなインクや細かい意匠の印刷に最適です。また、摩耗の少ない刃先は、自動化ラインでも最適な印刷状態をキープします。 |